熱中症の応急処置は適切な対応を



慌てない熱中症の応急処置

熱中症にかかってしまったら、またはかかった人がいた場合にはどのようにしたらいいでしょうか。
基本は、「休憩」「冷却」「水分補給」の3つです。

熱中症かなと思ったら、まず涼しいところに移動させ、衣服を緩め、横にし休ませます。

そして、氷やアイスノン、濡れタオルなどで冷やします。
冷やす場所は、わきの下、首の周り、足の付け根など太い血管のあるところです。また、団扇や扇風機などで風を送るようにします。

意識がハッキリしていて、吐き気、嘔吐がない場合は、スポーツドリンクなどの水分補給を行います。

意識障害や吐き気がある場合、死に至る可能性もあるため、早急に救急車を呼び、医療機関へ搬送するようにしましょう。
いずれにせよ、熱中症はすばやい処置が重要です。

重度の熱中症を見極め応急処置をする

熱中症は症状の重さで、軽度・中度・重度に分けられ、軽度の場合の応急処置は、「休憩」「冷却」「水分補給」の3つで回復します。

しかし、重度の場合はこれら以外にすぐに救急車を呼び、症状に応じた処置が必要です。

熱けいれんを起こしているときは、筋肉がけいれんするので、けいれんしている部分をマッサージします。

熱疲労の場合は、心臓より足を高くして、あおむけに寝かせ、水分を少しずつ摂らせます。

皮膚が赤く、熱っぽいときは熱射病が考えられます。その際は、上半身を高くして寝かせ、氷などで体を冷やします。

一方、熱中症は、回復してしまえば終わり、というものではありません。
回復したつもりでも体内に影響が残っていたり、再発のおそれがあるため、後日必ず再診してもらうようにしましょう。