熱失神の自覚症状を見極める



熱失神に注意

熱失神とは、熱中症の症状の一種。熱中症の中では、初期症状とされています。

熱失神は、暑さで皮膚の血管が拡張し、血液の流れる量が減少することにより、血圧の低下、脳へ送られる血液量が減少するために起こります。

顔色が悪くなり、呼吸が荒くなってきて、唇のしびれやめまい、いきなりバタンと倒れる軽い失神などがともなうこともあります。

熱失神は、熱中症の初期症状であることから、症状が現れた時点で自分で熱失神の症状と気づくことは難しいようです。失神するまで我慢してしまう人も多くいます。そのため、暑い中で少しでも体調がおかしいと感じたときは、熱中症を疑い、涼しいところへ移動し、水分を補給するなどの対処が必要です。

熱失神の対策とは

熱失神は自覚症状が現れても、熱失神と気付ける人が少なく、失神してあわてて対応することが多いのが特徴です。
そのため、暑い中で具合の悪さや疲労感などを感じたら、日陰や冷房の効いたところに移動し、水分を補給し、休息を取ることが必要。

もし失神してしまった場合は、涼しい木陰や冷房機器の効いた屋内に移動させ、衣服を緩め安静にします。
失神は一過性のもので意識はすぐに戻る場合が多く、意識が戻ったら水分を摂らせます。血流が安定してくれば回復しますが、吐き気や嘔吐で水分補給が行えない場合、ショック症状を起こしている場合は、すぐに救急車を呼びましょう。

病院では、電解質を含んだ薬液にて点滴治療が行われ、数十分から数時間で体調は回復します。